ゆかばん脳内散歩

カナダ暮らし写真家の日常と思考録。

好きになられると冷めちゃう女子たちへ。求めているのは本当に愛?

あなたはいつも、こんな恋愛をしてはいないだろうか。

 

 

あの人かっこいいな。ドキドキ。気がつけば恋に落ちていた。

彼に振りむいてほしくて、一生懸命女を磨く。

やっと彼が振りむいてくれたと思ったら、彼からのたっぷりの愛情に引いてしまい、一気に冷める。

「あれ?わたしなんでこんなに好きだったんだっけ?」

 

 

The End・・・(ちーん)。

 

 

 

あんなに好きだったはずなのに、手に入った瞬間に冷めてしまう。 

心当たりはないだろうか。

 

 

 

冷め子たちは言う。

 

 

「付き合う前の彼から激変しちゃって、ときめかなくなりました」

 

 

それは彼が変わったのではなく、あなた自身が変わることによって「あなたが彼をどう見るか」が変わっただけなのだ。

彼は女性から好意を受け、それを好意でお返ししてくれただけのこと。

 

 

 

 

そしてここで問いたい。

あなたが求めているものは、

本当に「彼と愛を育むこと」ですか?

 

 

あなたがその恋愛において求めているものは、彼からのたっぷりの愛情ではないかもしれない。

あなたは、彼を追いかけることによって自分が感じる

ときめき、ドキドキなどの高揚感」がほしいのかもしれない。

「自分は成長している!という感覚」が好きなのかもしれない。

追いかける過程で「自分への信頼や自信」が生まれるからかもしれない。

 

 

 

だからもうその目標を達成してしまうと、もうその彼はいらなくなってしまう。

だから愛情を返されても受け止められなくて、かえって冷めてしまう。

 

つまり「彼が好きだから」追いかけているのではなくて、「追いかけている自分が好きだから」「その過程が楽しいから」追いかけているということだ。

 

 

 

 

勘違いしてほしくないのは、なにも追いかける恋愛はするな、ということではない。

わたしは、むしろ大いにしてくれ!と思う。

 

 

わたしも過去に追いかける恋愛をして、女を磨いたから今がある。

でもその時は、彼が好きと言うよりは恋愛している自分が好きだったんだろう、と今は思う。いい意味でね。

彼に振りむいてほしくて、垢抜けない自分を変えるためにおしゃれをしたりメイクの上手い友人の技を盗んだり、恋愛本を読んだりして。

でもそうやって一生懸命努力して成長している時って、彼がどうこうではもうなくなっている。

そして後で、「あれ?なんでこの人のこと好きだったんだろう?わたしどうかしてた?」って思うのだ。それは他でもなく、あなたが変化したから。

そんな風に、追いかける恋愛を「自分の成長」の発火剤にしてがんばってみたり、あるいはときめいたりドキドキする気持ち自体を大切にして今この瞬間を楽しむ!とわりきって恋愛してみるのはいい。女ってそうやって美しさに磨きをかけることを楽しめる生き物だから。

 

 

 

大切なのは、

自分が恋愛に何を求めているのかを自覚することだ。

 

 

その目的が「ときめきや高揚感」ならば、彼からコンスタントに愛情をもらってもやがて満足できなくなるだろう。だってわたしは「安定」じゃなくて「不安定(非日常感や刺激)」を求めているんだから。

 

よくあるのが、「安心感が欲しい」「彼から愛されたい」と口では言っているのに、本当のところは「高揚感」「刺激」「成長」などを求めているから、付き合ってもそれがなくなると一気に冷めてしまうというパターン。

 

 

 

わたしも昔は恋愛にドキドキやときめきを求めていたのだが、時を経て、カナダでロキオと出会ったころのわたしが求めていたのは「たっぷりの愛情」「安心できる存在」だった。

今はスリル満点の恋!ではなくて、2人でゆっくり時間をかけて愛を築いていく、その過程を大切にしたいと思っている。刺激ではなく、ゆったりした穏やかな気持ちを求めている。

付き合った当初から、彼はたっぷりの愛情とどっしりした安心感を与えてくれているから、わたしは常に満たされている。

求めているものと彼からもらえるものがちゃんとマッチしているから上手くいっているのだ。

 

 

みんな「求めていると思っているもの」と「本当に心の底で求めているもの」がちぐはぐだから迷うし、結果が手に入った時に「こんなはずでは・・・」と苦しむはめになる。

 

 

 

 

 

 

今の自分が楽しめるのはどんな恋だろう。

刺激的でワクワクする恋?

自分を成長させてくれる恋?

それとも、海のように静かで穏やかな恋?

 

 

 

好きになられると冷めちゃう女子たちへ。

あなたは恋愛に何を求めていますか?

 

 

もう一度、自分に聞いてみよう。

自分のほんとうに欲しいものが見えたら、あとは自分に合った恋愛の形を精一杯楽しむだけ。

 

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