ロキオ観察日記

カナダ人夫との国際結婚ライフ

「あなたの夢は、僕の夢」ガールズ限定お茶会、始めました。

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あけましておめでとうございます。

 

昨年末から始めた、カナダ人夫ロキオの観察日記。2019年もゆるく楽しく続けていく所存。

今年もロキオをどうぞよろしくおねがいいたします。

 

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さて。

わたくし実は先月の初めから「Girlsお茶会」というものを開催している。毎週日曜、トロントに住む女性を対象にわたしのお気に入りのお茶2種類とちょっとしたお茶菓子を振る舞う会。ただ単に集まっておしゃべりをするのではなく、毎週テーマが決まっていてそれについてみんなで意見を出し合い深めていく。それは恋愛、結婚や出産、英語、夢や目標など様々。

昨年最後のテーマは「英語のスピーキングスキルの上げ方」だったのだが、かなり具体的且つ濃い内容で非常に盛り上がった。

その場にいる全員にいろんな情報や意見をシェアしてもらうので、毎度新しい発見や気づきがあって面白い。

 

トロントにいる、とくに留学生の多くは毎日学校や仕事や遊びに大忙しで、「自分と向き合う時間」という本来留学生にとって1番大切であろう時間(とわたしは思っている)をないがしろにしがちだ。

毎日何かを考えたり深めたりする間もなく、自分が結局この留学期間になにを得たのか、これから何をしたいのかも曖昧なまま気がつけば帰国…という人たちをたくさん見た。

考えるのをやめると、1年なんてあっという間に過ぎる。たとえ最初は真新しいことの連続でも、2、3ヶ月もすればすぐに慣れて多くの人は暇を持て余し始める。そのあとどう海外での生活を充実させるかはどれだけ考えて動けるかにかかっているのだ。

自分と向き合うのは簡単なことではないけど、わたしはそれをやり続けた人が本当の意味で幸せになれると信じているから、トロントにいる女性たちが1週間のうちのほんの数時間だけでも自分自身のことを見つめられる時間を持てたらいいな、と思う。

もちろん、美味しいお茶とお菓子をおともに。

そんな気持ちで始めたお茶会。

 

 

 

ここだけの話、実はお茶会を始めてから1番はりきっていたのはロキオだった。

 

「僕が週末おかしを焼くよ!!!」

「僕が君のイベントをサポートする!」

 

そう言って、第1回目のお茶会の前週、なにやらわたしにはよくわからないベイキンググッズをたくさん買ってきた。すぐに卵や小麦粉を揃えて、1回目は紅茶クッキーを焼いてくれた。2週目はほうじ茶プリン、クリスマスイブの前日はアイシング・クリスマス・クッキーを作って参加者に振る舞った。

 

そもそもお菓子を家で焼こうという概念のなかったわたしは、彼の熱心さに正直驚いていた。それまでは美味しいお菓子の売っているお店を探して買ってこようと思っていたので。

 

なるほど、家で作るという手があったか。

お菓子づくり超初心者のわたしは、正直な話人様に振る舞えるような品を作る自信がないので、デザート部門はロキオに任せることにした。

 

 

ロキオはわたしがお茶会を始めた週から、ものすごく厚いお菓子のレシピ本を穴があくほど読み出した。彼は長い間料理の仕事をしていたし、今はベーカリーで働いていることもあって、お菓子作りへの関心は強い。

最近はベーグルを作ると言って、イースト菌まで育成し始めた。酵母とか菌とかわたしにはちんぷんかんぷんなのだが、彼はキラキラした目でわたしに瓶を見せてくる。瓶の中のイースト菌はとてもこれが美味しいベーグルになるとは思えないほどグロい見た目だったが、彼はカブトムシを育てる少年のように毎日菌を観察している。

 

 

 

 

彼の協力もあり、お茶会は充実している。

やっぱり美味しいお茶には、美味しいお菓子が必須。

「時間のある時は、僕がお菓子を作るからね」

働いていて毎日忙しい彼だけれど、そう言ってくれる。

今までもそうだったけれど、妻のわたしがやりたいと言うことに対してロキオは基本的に全面サポートの姿勢を一貫している。

 

写真の仕事で新たな機器が必要な時はどうにか他をやりくりして買ってくれた。弟たちをトロントに呼ぶという小さいけれどわたしにとって大切な夢が昨年叶った時も、一生懸命彼らを喜ばせようと行く場所を提案したりお世話をしてくれたりした。昨年の春今の家に引っ越した時もそうだった。彼の両親の家から離れたいと言いだしたのはわたしで、それも一緒に叶えてくれた。

 

 

 

「あなたの夢は、僕の夢だから」

ロキオはいつも言う。

 

 

わたしができることはシンプルだ。

わたしも彼の夢を全力で応援し、サポートすること。

そして、いつも笑顔で彼の隣にいること。

 

 

 

このお茶会が今後どうわたしたちの将来につながるか分からない。けれど少なくとも「今のわたしがやりたいこと」であることは確かだ。

それを尊重し応援してくれるパートナーがいることに、一瞬たりとも感謝の気持ちを忘れたくはない。

 

 

いつもありがとう、ロキオ。

 

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